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組織概要
先端酵素学研究所プロテオゲノム研究領域は、7分野の研究グループと遺伝子組換え実験に関する研究支援実験に取り組む遺伝子実験施設を擁する学内共同教育共同教育研究施設です。
免疫制御学分野 (岡崎拓教授) |
1型糖尿病など自己免疫疾患の発症を制御するPD-1の病態関与を解明してきた実績をもとに、新たなゲノム情報発現制御と破綻機構の研究を推進しています。 |
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ゲノム制御学分野 (片桐豊雅教授) |
悪性腫瘍に発現される遺伝子のゲノム網羅的解析に関する実績をもとに、ゲノム情報発現の病態制御とその臨床応用を目指した疾患ゲノム研究を推進しています。 |
生体機能学分野 (親泊政一教授) |
蛋白質品質管理の分子機構と2型糖尿病における異常の解明に関する実績をもとに、生命システムの監視とその破綻機構の研究を推進しています。 |
蛋白質発現分野 (篠原康雄教授) |
エネルギー代謝と細胞死を統御するミトコンドリアに関する研究実績をもとに、蛋白質機能の病態制御を目指したプロテオミクス解析研究を推進しています。 |
免疫アレルギー学分野 (峯岸克行教授) |
ヒトの遺伝性アトピーなど免疫難病の病因を同定してきた実績をもとに、ゲノム・エピゲノム・プロテオームによるアプローチからヒトの難病の克服を目指す研究を推進します。 |
免疫系発生学分野 (高浜洋介教授) |
生命システムの自己識別を担う免疫担当細胞の分化選択を担う胸腺の器官形成と機能解明に関する研究実績をもとに、生命システムの頑強性と環境適応性の形成原理解明を目指した研究を推進しています。 |
システム生物学分野 (客員教授) |
コンピュータ科学に基づいたモデル構築をはじめとする生命システム情報の研究により、生命システム情報の統合と破綻の解明を図ります。 |
遺伝子実験施設(高浜洋介教授)
全学の遺伝子組換え実験を対象に安全管理の研究支援を担っています。また、共同利用実験室や共同利用機器の提供サービスを充実させています。
● 遺伝子組換え実験安全取扱講習会
徳島大学で遺伝子組換え実験に従事するために必要な安全取扱講習会を実施しています。全学的に年間1600名以上(平成23年度実績)の受講を得ています。
● 遺伝子解析ソフトウェア提供
情報処理サーバの設置によって遺伝子解析ソフトウェアを学内向けにオンライン公開しています。全学的に300名以上(平成23年度実績)の利用があります。
● 共同利用機器室
研究所B棟1階に、内外から広く利用できる共同機器室5部屋を設置しています。遺伝子解析機器、蛋白質解析機器、細胞解析機器を含む30以上の機器を備えています。また、医歯薬学総合研究支援センター先端医療研究部門との共同などにより、Q-TOF質量分析による蛋白質同定受託業務、マイクロアレイ解析装置による遺伝子発現解析受託業務、次世代シーケンサによるゲノム配列決定解析受託業務を実施しています。詳しくは、当領域共同機器室のページおよび総合研究支援センター先端医療研究部門HPをご覧ください。