徳島大学における遺伝子組換え実験の安全取扱について
遺伝子組換え実験安全取扱講習会のお知らせ
下記のとおり、平成24年度に徳島大学での遺伝子組換え生物等の使用等に従事する新規従事者および継続者を対象とした安全取扱講習会を実施いたします。徳島大学遺伝子組換え実験安全管理規則により、徳島大学にて遺伝子組換え生物を使用するには、徳島大学遺伝子組換え実験安全管理委員会主催による安全取扱講習会を受講し、法令および学内規則を遵守する旨の誓約書を提出する必要があります。実験に実際に従事する方はもちろん、遺伝子組換え実験を含む科学研究費の代表者など実験責任者にあたる方や、遺伝子組換え生物等の飼育・培養・栽培に従事する方(非常勤職員等を含む)の受講も必要です。また、昨年度の講習を受講し誓約書を提出した方でも、平成24年度に継続して徳島大学にて遺伝子組換え実験にたずさわる場合は、平成24年度のための講習会受講と誓約書提出は必須です。万障お繰り合わせのうえ,下記のうちいずれか一回の受講をお願いいたします。なお、遅刻、早退は欠席扱いとなりますので、必ず5分前には受付を済ませ着席しておいてください。
*3月・4月に開催された講習会を受講された方は、今回受講の必要はありません。
(蔵本地区)
日 時 平成24年7月 3日(火) 15:00〜16:00 【新規者および継続者対象】
平成24年7月11日(水) 10:00〜11:00 【新規者および継続者対象】
場 所 疾患プロテオゲノム研究センター 1階 交流ホール
なお参加者は,6月27日(水)までに,1)氏名,2)所属(分野),3)身分,4)電子メールアドレス(グループでの申込の場合は申込者のメールアドレス),5)内線番号,6)参加日時を
遺伝子実験施設まで電子メールにてお知らせください。グループ毎でも個人でも構いません。また、上記日程ではどうしても都合のつかない該当者の方もご一報お願いいたします。
徳島大学にて遺伝子組換え実験を行うには
徳島大学遺伝子組換え実験安全管理規則により、徳島大学にて遺伝子組換え実験を行うには、徳島大学遺伝子組換え実験安全管理委員会主催による安全取扱講習会を受講し、法令および学内規則を遵守する旨の誓約書を提出していただく必要があります。実験従事者はもちろん、遺伝子組換え実験を含む科学研究費の代表者など実験責任者にあたる方や、遺伝子組換え生物等の飼育に従事する非常勤職員等の出席も必要です。
平成23年度用の講習会を受講していない方は、平成23年度に徳島大学にて遺伝子組換え実験に従事することはできません。平成22年度までに講習を受講し誓約書を提出した方でも、平成23年度に徳島大学にて遺伝子組換え実験にたずさわる場合は、今年度の受講と誓約書提出が必須です。遺伝子組換え実験に従事しようとする方で今年度は未受講の方は、必ず各部局の安全主任者または遺伝子実験施設までにご相談下さい。
また、授業・実習などでのオンデマンド講習を希望する先生方や、その他ご質問ご要望がありましたら、各部局の安全主任者または遺伝子実験施設までお気軽にお問い合せ下さい。
遺伝子組換え生物等による生物多様性への影響を防止するため「生物の多様性に関する条約のバイオセーフティに関するカルタヘナ議定書」が平成12年1月に採択され、我が国では、本議定書の締結に必要な国内措置を定めた「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」を平成15年6月18日に公布し、同議定書を平成15年11月21日に締結しました。同法はカルタヘナ議定書が我が国に効力を発する平成16年2月19日から施行されています。なお、法律の施行に伴い、従前の「組換えDNA実験指針(平成十四年文部科学省告示第五号)」は、平成16年2月18日限りで廃止されました。
詳細は、文部科学省の「遺伝子組換え実験」のページをご覧下さい。
様式1 遺伝子組換え実験計画承認申請書 (WORD)【すべての承認申請に必要】
様式1のA 科研費の申請に伴う遺伝子組換え実験計画承認申請書 (WORD)
様式1のB その他の研究申請に伴う遺伝子組換え実験計画承認申請書 (WORD)
様式2 遺伝子組換え実験計画書 (WORD)【すべての承認申請に必要】
様式3 動物使用実験計画書 (WORD)【動物使用実験の承認申請に必要】
様式4 植物等使用実験計画書 (WORD)【植物等使用実験の承認申請に必要】
様式5 遺伝子組換え実験終了(中止)報告書 (WORD)
様式6 遺伝子組換え動物の譲渡等に係る情報提供書 (WORD) 【遺伝子組換え動物の譲渡等に必要】
様式7 動物以外の遺伝子組換え生物の譲渡等に係る情報提供書 (WORD) 【動物以外の遺伝子組換え生物の譲渡等に必要】
提出書類は電子メイルおよび添付ファイルとして遺伝子実験施設までお送り下さい。必要事項を記入した書類は、ワード形式のままの添付ファイルとして、「名前−様式1(2、3など)」のファイル名にてお送り下さい。ファイル受付の確認メイルを3日以内に発送していますので、確認メイルが届かない場合はその旨お問い合わせ下さい。また、記入内容に関する質問は、まず各部局の安全主任者にお問い合わせ下さい。
通常は毎月20日〆切にて月例の審査に入り、内容に問題がない機関実験申請であれば翌月中旬には承認書が発行されます。ただし、例年10月から12月の期間は、科学研究費補助金申請に関わる申請が大量に集中する時期であるため審査に時間がかかり、承認書発行にも2〜3ヶ月が必要です。年度内に実験を開始したい方は、例外的な事情がないかぎり、この時期を避けて早めに申請書を提出するようにお願いします。
遺伝子組換え生物(LMO)の運搬にあたっては、法令に基づいて、次の拡散防止措置が必要です。
・LMOが漏出、逃亡その他拡散しない構造の容器に入れること
・P3レベル以上の場合と大臣確認前でレベルが決まっていない場合は二重に容器に入れること
・最も外側の容器又は包装の見やすい箇所に、取り扱いに注意を要する旨を表示することまた、第二種使用等に関わるLMOを譲渡、提供、又は委託して使用させようとする場合には、下記内容の情報提供が必要です。
・LMOの第二種使用等をしている旨
・宿主等の名称及び組換え核酸の名称
・譲渡者等の氏名及び住所(法人にあっては、その名称並びに担当責任者の氏名及び連絡先)徳島大学において、学内の研究者が「遺伝子組換え生物の分与または譲受」を実施するには、様式6(動物用)または様式7(動物以外用)による申請と承認が必要です。共同研究や業務委託等の目的で遺伝子組換え生物を運搬する場合は必ず、必要様式の提出により承認を得た上で実施してください。質問などがあれば各部局の安全主任者または遺伝子実験施設までご連絡ください。
P2実験室の入り口や、遺伝子組換え生物を保管するフリーザー等には省令により表示が義務づけられています。ここをクリックすることで表示用の紙ラベルを印刷できるExcelファイルをダウンロードできますので、切り取って貼るなど、各教室にて適切な表示をお願い致します。「遺伝子組換え生物等保管」の紙ラベルはこのExelファイルのsheet 2にあります。
なお省令ではP2実験室、P3実験室、保管庫以外にも、組換え動物、組換え植物について表示を義務づけていますので、該当する「P1A」、「P2A」、「P1P」、「P2P」は、それぞれ省令に定められている「組換え動物等飼育中」(白黒)、「組換え動物等飼育中(P2)」(黄色)、「組換え植物等栽培中」(白黒)、「組換え植物等栽培中(P2)」(黄色)等の表示を、実験室責任者の責任において各自で行うようお願いします。なおP1実験室に関しては実験室扉への表示義務はありませんが、出入り以外の時は閉じておくことが規定されています。
遺伝子組換え生物等の終了について(おしらせ)
遺伝子組換え実験を終了または中止するには、所定の「遺伝子組換え実験終了(中止)報告書」の提出が必要です。科研費の申請等に併せて遺伝子組換え実験の承認を得たものの不採択等のために実施しなかった実験についても同様に、「遺伝子組換え実験終了(中止)報告書」の提出が必要です。このため、実験責任者は、終了報告書を提出するまで申請書や承認書等を保管しておくことが必要です。
文部科学省研究振興局ライフサイエンス課生命倫理・安全対策室の作成による「遺伝子組換え実験に関するQ&A」は、文部科学省へ最近よく質問される内容も盛り込まれ、充実した内容ですのでご活用ください
高校生向け遺伝子組換え実験講習会の実施について
平成23年7月21〜22日、今年度も高校生対象遺伝子組換え実験講習会が開催されました。県内の高校から21名の生徒が参加しました。
平成22年7月29〜30日、今年度も高校生対象遺伝子組換え実験講習会が開催されました。県内の高校から21名の生徒が参加しました。
平成21年7月28〜29日、5回目の高校生対象遺伝子組換え実験講習会が開催されました。県内の高校から21名の生徒が参加しました。
平成20年7月29〜39日、高校生対象遺伝子組換え実験講習会(4回目)が開催されました。県内の高校から18名の生徒が参加しました。
平成19年7月31日〜8月1日、3回目の高校生対象『遺伝子組換え実験講習会』が開催されました。県内の高校から21名の生徒が参加しました。
平成18年8月1〜2日、2回目の高校生を対象にした『遺伝子組換え実験講習会』が開催されました。県内の高校から23名の生徒が参加しました。
平成17年8月4〜5日、県内ではじめて高校生を対象にした『遺伝子組換え実験講習会』が開催されました。県内の高校から22名の生徒が参加しました。