36 生体膜と薬物の相互作用シンポジウム
平成26年11月20日、21日 徳島大学 大塚講堂ほか

ご 挨 拶
 この度、第36回生体膜と薬物の相互作用シンポジウムを、平成26年11月20日(木)、21日(金)に徳島大学大塚講堂、藤井節郎記念ホールにて開催することとなりました。
 本シンポジウムは薬学会の主催する多くのシンポジウムの中でも最も長い歴史を持ち、今年で36回目の開催となります。本シンポジウムは当初、物理化学系の研究者を中心に組織されましたが、今では「生体膜と薬物の相互作用」をキーワードとして幅広い分野の研究者が集まり討論を行う、有意義なシンポジウムに発展しております。
 今回のシンポジウムでは、昨年のノーベル生理学・医学賞でも話題となりました「タンパク質の小胞輸送」の分野で我が国が誇る研究者であられます中野明彦先生(東京大学大学院理学研究科)に特別講演をお願いするとともに、2つのミニシンポジウムを企画しております。また、一般講演は従来通りの口頭発表に加えて、より密に討論できるようポスター発表も設けました。是非、多くの研究者にご参加頂き、活発な討論をお願い致します。
 徳島での開催は、先代教授の寺田 弘 先生(現 新潟薬科大学 学長)が実行委員長をされた平成8年以来、18年ぶりとなります。サイエンスはもちろんですが、ぜひこの機会に徳島の自然、海の幸や山の幸を満喫して頂ければと思います。徳島にて多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。

         第36回 生体膜と薬物の相互作用シンポジウム
          実行委員長  篠原 康雄
          徳島大学 疾患プロテオゲノム研究センター