構造活性フォーラム2016
分子標的薬の創生とゲノム創薬の目のつけどころ

ご 挨 拶
 この度、構造活性フォーラム2016を、平成28年6月24日(金)に淡路夢舞台国際会議場にて開催することとなりました。
 
本フォーラムは日本薬学会構造活性相関部会の主催の下、年に一度開催されるものです。本フォーラムは、広く医農薬を含む生理活性物質の構造活性相関と分子設計の方法論に関して、各分野の専門家に講演を依頼し、知識と技術の普及に努めるものです。
 近年、医薬・農薬開発の進め方の進展には目を見張るものがあります。特に分子標的薬の創生やゲノム創薬が積極的に推進されるようになり、かつその有用性が高く評価され、臨床現場や農学分野で注目を集めております。今回のフォーラムでは、分子標的薬の創生やゲノム創薬を進めておられる製薬企業やアカデミアの研究者4名にそれぞれのアプローチをご紹介いただくとともに、今後の課題などについて出席者と議論、情報交換することを目的としております。是非、多くの研究者や学生の皆様にご参加頂き、活発な討論をお願い致します。

 
本部会ではこれまでに、先代教授の寺田 弘先生(現 新潟薬科大学学長)が1993年に、中馬寛先生(徳島大薬)が2001年と2010年に、徳島大学を会場としてシンポジウムを開催しております。今回のフォーラムの会場は、新たな試みとして、森と海に包まれた淡路夢舞台国際会議場 (安藤忠雄 設計)に設定しました。サイエンスはもちろんですが、ぜひこの機会に淡路島の自然やグルメを満喫して頂ければと思います。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。

                   
構造活性フォーラム2016
               実行委員長 篠原 康雄
              徳島大学 先端酵素学研究所