月別アーカイブ: 2016年6月

高浜洋介

 

実験ロボット

九州大学の中山敬一博士のラボを訪問する機会を得、実験ロボットなるものを見せていただいた。マイクロチューブのフタを開き、ピペッティングをし、フタを閉め、ヴォルテックスをかけ、保温し、遠心する、動き続ける。ひとつひとつの動作は必ずしも俊敏ではないかもしれないが、正確なプログラムをしておけば、飽きることも疲れることもなく24時間でも1ヶ月でも動き続ける。

IMG_20160628_180745

中山博士によれば、付着細胞のscrapingなどはとても上手だそうで、scrapingのやりかたで結果が変動してしまうような実験データの再現性は抜群だとのこと。現在は高価だし、プログラムを組むのがたいへんとのことだが、値段が下がって世界中の生物系研究室が標準的に実験ロボットを使うようになれば、そして、世界中で基本動作プログラムを共有できるようになれば、実験結果の確度や信頼性は格段に上昇するだろう。それはそんなに遠い未来のことではないかもしれない。

同様の実験を繰り返す手間から研究者が解放されるのはよいことだし、インチキデータの横行への有効な対策にもなるだろう。しかし、実験の楽しさをロボットに持っていかれたなあとも思うし、実験中にふと思いつく工夫や試行をしなくなるのだとすれば損失だとも思う。すべての実験をロボットがするようになるのがよいことかについては慎重に考えてみたいが、辟易する単純作業の繰り返しに帰結される類いの実験については、確実に良い工夫だと思った。

当ページは班員、班友を中心としたコミュニケーションサイトです。
記事の投稿、コメントは事前登録が必要です。
登録に関しては 領域代表者 までご連絡ください。

高浜洋介

 

やまもも

やまももの季節である。いたみやすいせいか、全国的にはあまり流通しないとのこと。しかし徳島では県の木、この季節の短期間とはいえ、あまずっぱい味を楽しむことができる。

IMG_20160627_215645

梅雨明けの待たれる今日この頃である。

当ページは班員、班友を中心としたコミュニケーションサイトです。
記事の投稿、コメントは事前登録が必要です。
登録に関しては 領域代表者 までご連絡ください。

高浜洋介

 

日本細胞生物学会シンポジウム

日本細胞生物学会の第68回大会が京都で開催されており、そのなかで「免疫システムの時空間的制御」と題したシンポジウムが本領域の共催にて開催された。座長を務められた濱崎洋子博士椛島健治博士は、いずれも本研究班公募班員であり、いずれも気鋭の研究者である。本研究班からは他に、石井優博士(本研究班総括班員)、福井宣規博士(本研究班総括班員)、長澤丘司博士(本研究班総括班員)が講演を行った。50名ほどの定員の会場は満員で、普段なじんでいないコミュニティの方々の主導による討論が新鮮であった。

会場の京都テルサは、京都勤労者総合福祉センターの別名で、Town, Employee, Relax, Refresh, Social, Amenityの頭文字とのこと。不思議な名称である。

当ページは班員、班友を中心としたコミュニケーションサイトです。
記事の投稿、コメントは事前登録が必要です。
登録に関しては 領域代表者 までご連絡ください。